ブランド魚「メクリアジ」って普通の”アジ”とは違うの？？

ブランドアジといえば全国的に有名な大分県の「関アジ」や、島根浜田の「どんちっちアジ」。
関東では東京湾口の浅瀬で獲れる、魚体が黄金色に輝くと言われる金谷の「金アジ」が有名です。

が、しかし実は関西にもこれらのアジに勝るとも劣らない、絶品のブランドアジが存在するのをご存じでしょうか？

そのアジこそが今回紹介する「メクリアジ」です！

初夏頃に大阪湾・神戸・明石・淡路島北部周辺の瀬（海中の磯）に付いた「マアジ」で、
良質なエサを豊富に食べて丸々と太った25～30cmまでのアジで、更に体高は高く、
各ヒレも黄色く、全身が黄金色に輝いて見えるため「黄アジ」とも呼ばれています。
豆アジなどの一般的なアジとは区別して「メクリアジ」と呼びますが、定義は色々あるそうですね…。

最大の特徴は食味の良さで、肉質が非常に良くて脂の乗りが抜群。皮の下に脂を多く蓄えているので、
３枚に下ろしたあと手で皮をめくってから刺身にします。これがメクリアジの名前の由来とされています。

言い換えると要は“出不精で、運動不足で太っちゃってる「マアジ」というわけですね＾＾
うちのととまつの店主と同じです（笑）

時期が限られ漁獲量も多くないため、市場にあがるほとんどが高級料亭や高級寿司店に卸されている
とも言われていますが、釣りをする方ならこの時期ねらい目です！
波止場からは難しいとは思いますが、豆アジに交じって黄金に輝くメクリアジがHITするかもしれません。
明石あたりからは専門の船も出ていますよ。

この脂がノリノリのメクリアジのおすすめはやはり定番のお刺身！
サシが入った身と醤油に浮いた脂が食欲を誘います。舌が覚えているアジの味？笑　とはまるで違い、
あまりの美味しさにお箸が止まらなくなるかもしれませんよ！

体温で脂が溶け出すほどなので、調理は店主があっという間にさばきます！

アジなんて安い下魚やん？ではなく大衆魚だろうが美味いもんは美味いので、
きっと食べた瞬間に感動するはずです！
こちらも数量限定となりますのでお早めにご来店ください！お待ちいたしております！

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